戦後思想史の極点をなす哲学者と思想家の激しい論争を代表論考と対論によって再現する。解説=大澤真幸【鶴見俊輔生誕100年/吉本隆明没後10年記念出版】■目次■【Ⅰ】根もとからの民主主義(鶴見)/自立の思想的拠点(吉本)【Ⅱ】転向論(吉本)/転向論の展望(鶴見) 日本のナショナリズム(吉本)/吉本隆明(鶴見)【対論】どこに思想の根拠をおくか/思想の流儀と原則【解説】大澤真幸