代表的なマザー・グースの研究書3冊を調べると、マザー・グースに関連する地名はロンドン市内を除いて83カ所。しかし、そのうちガイドブックに載っているのはほんの一握りしかないことがわかります。同じ地名も多く、最多はノートンの21カ所。著者は3年半の留学期間中、地図を片手に縁の地と思われる場所を訪ね歩き、生活の中に生きているマザー・グースを取材、撮った写真は4,000枚。そこからセレクトした写真と文でユニークな英国案内書を仕上げました。