インターネットの普及に伴い、さまざまな研究分野がインターネットの問題に関心を寄せているが、心理学もその1つであり、幅広いトピックに対して研究や実践が行われている。本書は、こうした心理学やその近接分野におけるインターネット研究や実践の動向を概説したものである。特に、教育、臨床、組織の3つの領域を取り上げ、さらに、そのインターネット利用の影の部分についても論じている。