第1部 社会教育研究における方法論の論点(社会教育実践分析のアポリア-「政治化」という観点 対話的構築主義と教育実践研究を架橋する 社会教育研究における量的研究の問題と可能性 社会教育研究における歴史的手法の「有用性」と「実践性」-カテゴリー、価値を相対化する知としてのあり方 社会教育研究の対象と方法の課題-自らの研究史を省みながら 社会教育研究の固有性と先駆性) 第2部 社会教育実践と研究方法論(社会教育研究における実践の理論化とフィールドワーク-「解釈」から「翻訳」へ 参加型研究における研究者の役割-Community Based Participatory Research(CBPR)をてがかりにして 研究主体と研究対象との多元的関係性の意義-ケアの問題から出発する参加型研究 社会教育研究に対峙する市民活動実践の自律性-研究と実践の間のコンフリクトの意味をめぐって) 第3部 社会教育研究の新たな挑戦(社会教育史研究におけるナラティヴの位相-特にオーラリティに着目して 非日常の場における子どもの体験活動の意義-山村留学生のライフストーリーを手がかりに 複線径路等至性アプローチ(TEA)の生涯学習研究への適用可能性 社会教育とコミュニティ構築に関する比較事例研究の方法-社会関係資本論に基づくアプローチ)