本書では、都市工学の学習を始める初学者のために、これまで蓄積されてきた都市工学の基本をわかりやすく解説しながら、今日的な課題にも応えられる都市工学の教科書づくりをめざしました。従来の教科書とは異なり、網羅的に必須事項を解説するのではなく、ポイントを絞りながら、読み物としても十分理解が得られる内容としています。最初から通しで読むのがベストですが、各章は独立しているので、どこから読み始めてもかまいません。