地球を支配するのは、人間? 恐竜!?
恐竜がアメリカ本土に放たれてから4年――。
すでに地球上のいたるところで恐竜の姿をみるようになった。
まさに地球全体が「ジュラシック・ワールド」となってしまい、
生態系の変化にともなう環境破壊は深刻な問題となっていた。
いっぽう、オーウェンとクレアは、恐竜の保護活動をしながら、ロックウッド財団の孫娘メイジーをふたりで育てていた。どうやらメイジーには、見つかってはまずい秘密があるらしい。
また、かつてオーウェンが調教していたヴェロキラプトルのブルーには、ブルーそっくりの子どもが生まれていた。
ある日、ブルーの子どもとメイジーが、何者かに狙われ、さらわれてしまう。
果たして、メイジーとブルーの子どもは無事なのか。
そして、環境破壊が進む地球はどうなるのか。
恐竜と人間は、このまま共存していけるのか――。
壮大なシリーズがついに完結します!