• 著者浅田次郎
  • 出版社文藝春秋
  • ISBN9784167919290
  • 発行2022年9月

大名倒産 下

260年の泰平の間に、積もり積もった借金はなんと25万両!
この世のものとは思えぬ負債を知った長男はショックで急死してしまった。
丹生山松平家12代当主は、次男三男を飛び越えて庶子の
四男・小四郎に後を継がせて隠居すると、
ひそかに「大名倒産」の準備を進め……
何も知らずに大名家の家督を継いでしまった21歳の
小四郎、糞がつくほどの真面目さ誠実さを武器に
なんとか倒産を防ごうと必死の「経営再建」に乗り出すが。
参勤行列を整える金にも困窮つつ
三万石の御領国・丹生山へ初のお国入りをした小四郎は
倹約また倹約、殖産産業の鮭の養殖、国家老も商人も巻き込んで
なりふり構わぬ金策。しかし焼け石に水…
健気な若殿の大逆転はなるのか。
万策尽きた時、人の世を眺めていた七福神たちが動き出す〓
<逃げ切りを目指す親世代ⅤS巨大な負債を押し付けられた若者>
笑いと涙がてんこ盛りの豪華エンターテインメント!!
巻末対談 浅田次郎×磯田道史

>> 続きを表示

この本を借りた人が、最近借りている本

  • 70代からのパリジェンヌ・スタイル フランス女性に学ぶ、幸せなシニア暮らし
  • 朝つめるだけ!お弁当生活便利帖
  • 春の夢 新装版
  • 心地いい暮らしを作る家仕事
  • サブマリン
  • 私を整えるごはん
  • 一路 上
  • 護られなかった者たちへ
  • ハーメルンの誘拐魔 / 刑事犬養隼人
  • ザ・原発所長 下