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  • 著者太宰治
  • 出版社岩波書店
  • ISBN9784003109076
  • 発行2022年8月

右大臣実朝 他一篇

『右大臣実朝』は、戦時下に書かれた太宰治((1909-48))の歴史小説。破滅に突き進む同時代への想いは、中世の動乱期に悲劇的な最期を遂げた歌人にして為政者・源実朝の生涯を通して語られる。歴史文献『吾妻鏡』と幽美な文を交錯させて語られる。本作創作の経緯と同時代批判を伝える随想「鉄面皮」を併載(解説=安藤宏)。

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