劉備と同盟を結び、曹操との決戦に挑んだ孫権軍。だが、曹操が持久戦の構えを見せ、戦況は膠着状態に陥っていた。脱走兵や敵に寝返る兵が相次ぎ、東呉軍は次第に追いつめられていく。ついに周瑜は、脱走兵を装った決死隊を送り、一気に劣勢をくつがえす奇策をとった。だが、決死隊に選ばれた黄蓋には、以前から曹操軍の間諜が接触していた…。