中国、後漢時代。十歳の孫策は、はじき飛ばしてしまった刀を拾うために隣家に忍び込んだ。すると、どこからか美しい琴の音が聞こえてきた。琴を奏でていたのは、同じ年くらいのきれいな顔立ちの少年、周瑜。だが、孫策に気づいた周瑜にいきなり刀で襲われたあげく、盗人呼ばわりされ、ふたりの出会いは最悪だった。それなのに、なぜか苦手の琴を周瑜に習うはめになってしまって…。