ねじめ節ともいえるテンポのよい詩が、楽しい絵とともに展開される絵本。お小遣いをもらってうれしい子どもの気持ちがよくわかる一冊です。こんなこと、ほんとうにあったらいいなあって思わずにはいられません。1994年に初版が刊行された、荒井良二さんの初期の作品が、装いも新たに生まれ変わりました。