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  • 著者ウンベルト・エーコ 和田忠彦 石田隆太
  • 出版社慶應義塾大学出版会
  • ISBN9784766428469
  • 発行2022年10月

中世の美学 / トマス・アクィナスの美の思想

▼エーコの原点、待望の翻訳。
▼「暗黒の中世」像を打ち崩す、「美」にあふれた世界――。
1956年当時、ベネデット・クローチェら美学の大家らによって「中世に美学はない、一貫した美への関心はない」と言われていた。
そんななかウンベルト・エーコは研究者としてとりわけ思い入れの深い中世の思想家トマス・アクィナスの著作に向き合い、トマスのみならず中世思想の根柢には、一貫した「美の思想」が流れていることを明らかにする。
これまでの中世観を変容させ、『薔薇の名前』につながるエーコの躍進の契機となった待望の名著。

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