弱さを抱えることは、誰にでも必ずある。不登校・ひきこもりの経験をはじめ多様な「生きづらさ」をもつ人びとが集う当事者研究の場では、どのような対話実践が行われ、どんな葛藤が生じるのか。そこから見えてくる現代の「生きづらさ」とは、「つながれなさを通じたつながり」とは――。フィールドワークから描き出す。