• Author宗像充
  • Publisher旬報社
  • ISBN9784845117864
  • Publish Date2022年11月

絶滅してない!ぼくがまぼろしの動物を探す理由

ニホンオオカミ、ニホンカワウソ、九州のツキノワグマ・・・今も飛び出す絶滅動物たちの目撃情報。
いったい絶滅ってなんだ? 探してないだけじゃないのか? 
全国の目撃現場を訪ね歩いた末に〝ぼく〟が見たものとは???
絶滅動物の生存と正体をめぐる驚きのノンフィクション。
「見ようとしない人には絶対に見ることができない、それがまぼろしの動物だ!」
<目次>
Ⅰ なぜ「まぼろしの動物」と呼ばれるのか?
九州にいないはずのツキノワグマがいた
専門家も調査に乗り出す
絶滅したとされる動物たち
①ニホンオオカミ
②ニホンカワウソ
③九州のツキノワグマ
絶滅の基準
あやふやな絶滅認定
探せば出てくる目撃情報
ぼくのオオカミ・カワウソ体験
Ⅱ ほんとうにいないのか?
どうして「いない」と言われるのか?
いないほうが都合がいい
人が野生動物を追い込んだ?
「最小存続可能個体数」
対馬にカワウソがいた
韓国から渡ってきた?
対馬のカワウソは「ニホンカワウソ」?
調べれば調べるほどわからなくなる
ニホンオオカミ探検家
「疑惑のクマ」
「本物か/偽物か」必ず生じる議論
種とは何だろう?
どうやって「本物」と確かめる?
DNAを調べたらわかるのか?
Ⅲ ニホンオオカミの謎
大杉谷に「オオカミ」現れる
日本の動物史上最大のミステリー「ニホンオオカミ」とは何か?
タイプ標本は三頭の動物
いまも続くオオカミ体験、オオカミ情報
息づくオオカミ信仰
狂暴化するオオカミ
ゲノム解析でここまでわかった、ニホンオオカミの正体
日本犬の「ニホンオオカミ度」
シーボルトの「ヤマイヌ」の真相
大杉野犬の正体
Ⅳ 「まぼろしの動物」たちを探せ
ニホンカワウソ生存の記者会見
消去法で立証
四国や対馬以外にはいないのか?
絶滅は人間社会の出来事
どこをどう探す?
見ようとしないものは見えない
まぼろしの動物探しは人間の本能

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