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  • 著者佐藤綾子(パフォーマンス学)
  • 出版社講談社
  • ISBN9784062728010
  • 発行2013年4月

「察しのいい人」と言われる人は、みんな「傾聴力」をもっている

"オフィスで、取引先で、何より求められるのは、相手の言うことを聞く力。相手の言葉にならない思いを察する力。そして相手が言った本意を確認するための訊く力。ただ、うなずくだけの方法ではなく、かつ、だれもができる簡単な方法で、コミュニケーションの達人になり、仕事能力も、信頼度もアップできる「攻めの聞くパフォーマンス」術!
オフィスで、取引先で、家で、近所のコミュニティーで。何より求められるのは、
1・相手の感情をしっかり受けとめて、言葉の裏の真意を察する「徹底した感情移入の力」。
2・自分の感情に振り回されずに相手に関心を向ける「感情コントロールの力」。
3・相手の話の中から必要なことを聞き分けて、問題を解決する質問力。すなわち
「聞き分けて訊く力」。
である。だれもができる簡単な方法で、「あいつは俺をわかってくれる」と上司やクライアントから信頼され、しかも聞きながら自分の意志を通すことができ、仕事能力もアップさせられる、実用コミュニケーション術を、政治家の発言のウソを表情や話し方で瞬時に見抜く、「人間嘘発見器」と評判の著者が提唱する。
●第1章 なぜ日本人に傾聴力が必要なのか?
面子、自尊心、プライドは自己表現をどうゆがめるか/ なぜ日本人は「討論」より「ケンカ」になってしまうのか/ 肩書き信仰と固定概念が邪魔をする/質問を非難と思いこむ習慣/聞く、訊く、話すの理想的ステップ
●第2章 感情を聞く力がビジネスをリードする!
本当の感情は言葉に出ない/ 妬ましい相手への対処法/ネガティブな非言語表現を見抜く/感情移入して聞いているか/ 田中角栄が泣いた森光子さんの「感情移入力」
●第3章 仕事に効く「感情コントロールして聞く力」
「無条件の関心」が何より大切/ 謙虚になる/ 先入観を一度捨てる/ 集中して聞く/ また聞きやウンチクにふりまわされない
●第4章 聞いて訊く生産的質問技法
黙って聞くのは無能のサイン/ 小泉進次郎の「ブリッジング技法」/ 感嘆しながらさらに聞き出す!/ 「かぶせ質問」をしない / 意見も質問も浮かばないときは?/一番上司に信頼される質問とは?/ クレームを好意に変える聞き方と訊き方/ 上手に「NO」と言う「Yes, and」の答え方/ 質問を完結にする技術/あえて聞き流す知恵も必要
●第5章 より生産的に話す技術
初対面でうまくやる自己開示法/「わからない」も誠意ある答/相手の言葉を言い換える/問題の否定を人格否定にしない"

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