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  • 著者中村嘉雄 小笠原亜衣 塚田幸光
  • 出版社小鳥遊書房
  • ISBN9784909812988
  • 発行2022年10月

モダンの身体 / マシーン・アート・メディア

近代科学とテクノロジーの「知」的産物、広告手段=メディア / 身体=人間
「マシーン」「アート」「視覚メディア」「他者」を鍵概念に
ロシア、アメリカ、ドイツ、日本、カリブ諸島と広範囲にわたって
戦間期モダニズムにおける身体とメディアの境界
を多角的に論じる!
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【目次】
?序 章
身体とメディア:戦間期モダニズムのメディア分析へ向けて(中村嘉雄)
第Ⅰ部●マシーン・ボディ─モダンな身体の政治学
?第一章
一九二〇年代ソ連における人間の機械化と反射の理論(佐藤正則)
?第二章
メカニック・ボディ:帝国アメリカの「身体」とモードファッション(中村嘉雄)
?第三章
飛翔する身体;戦間期アメリカ航空映画考(石原 剛)
?第四章
ロケットと身体:アメリカン・モダニズムと大衆の想像力(藤野功一)
第Ⅱ部●モダン・アートの「美」的身体
?第五章
古典から創出される前衛身体芸術:舞踏家イサドラ・ダンカンとモダン・ダンス(古谷裕美)
?第六章
砂漠の肌、空景の眼:画家ジョージア・オキーフの身体(小笠原亜衣)
?第七章
国家と裸身:プレコード、スペクタクル、『類猿人ターザン』(塚田幸光)
第Ⅲ部●フレームド・ボディ─表象される身体
?第八章
「ナイスな」身体(ひとびと)のカタログ広告:『グレート・ギャツビー』(鈴木章能)
?第九章
第一次世界大戦とパンデミックの分水嶺:革新性、アポリネール、「昔のパリ」(フェアバンクス香織)
?第十章
ヒトラーとヘミングウェイが追求した理想の身体:
:『日はまた昇る』とナチス・反ユダヤ主義映画を架橋する優生思想(本荘忠大)
?第十一章
南部小作農民の身体表象:ジェイムズ・エイジーと『フォーチュン』誌、一九三六年(山本裕子)
第Ⅳ部●身体とその他者
?第十二章
ハーレム・ルネサンスの芸術家たちとサザン・ルネサンスの小説家たち:
黒人男性の身体表象をめぐって(本村浩二)
?第十三章
ハイブリッド・ヒロインによる日本女性近代サーガ:
戦間期アメリカ映画『マダム バタフライ』と『東京スパイ大作戦』(柳沢秀郎)
?第十四章
呪われた身体としてのゾンビと人形:『わたしはゾンビと歩いた!』における身体表象(福田安佐子)

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