近年のキーワードである「癒し」や「マインドフルネス」もまた、そうした時代の中で「どうやって自分を保つか?」という、生き残るための本能的なニーズの現れととらえることができます。
本書はこうした時代の中で、体と心を整える具体的な方法論として〈自分でできる、セルフタッチング〉の方法を紹介するものです。
本書で紹介するセルフタッチングは、自分自身にゆっくり、やさしく触れることで、皮膚の神経組織を刺激し、体から心を癒す簡単なボディワークです。
他人に触れられることが苦手な人や、他者と触れ合う機会がない人でも時間や場所を選ばず自分のペースで実践できるため、うつ症状のある方や自閉症・発達障害などの方にも紹介される機会が多くなっています。