夏の終わりに父さんを病気で亡くした小学校2年生の春海(はるみ)と美波(みなみ)はお母さんの故郷のまちにやってきた。その町は海辺の町で、春海のじいちゃんは昔船乗りで世界中を渡り歩いていたが、船から降りた後はばあちゃんと一緒に民宿を開いていた。春海は船乗りだったじいちゃんが大好きで、じいちゃんの冒険話を聞くのが大好きだった。でも、そのじいちゃんに異変が・・・。そして、大好きなじいちゃんから記憶を奪い取る「思い出泥棒」と春海の戦いが始まる。