コロナ禍の中で見えてきたのは、「周期的な破綻(カタストロフ)」という問題である。経済学と生命科学が専門である著者たちは、現在が50年周期の大転換点にある、とする。現代化したカタストロフ論の視点から、日本と世界が陥っている現状を経済と生命の両面から解き明かし、迫りくるカタストロフへの具体的対処法を示す。