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  • 著者伊藤潤二 佐藤優 長崎尚志
  • 出版社小学館
  • ISBN9784091848062
  • 発行2012年12月

憂国のラスプーチン 6

いよいよ法廷闘争へ…運命の判決は!?
遠隔操作ウイルス事件で誤認逮捕され、当初は否認していた
ものの罪を自白した19歳青年が、保護観察処分となった。
ところがその後、冤罪だということが判明したのは記憶に新しい。
捜査機関が、青年が真犯人であるという自分達に都合の良い
ストーリーを創作し、それに従った形で強引に
自白を引き出したのは明かだ。
しかし本作品を読めば、そんなのは日本の検察では当たり前のことに
過ぎないという事実を知ることになるだろう。
「背任」と「偽計業務妨害」で逮捕・起訴された元外交官・憂木衛の
主戦場は裁判所となった。
憂木が取り巻きにいい顔したいため、外務省の関連機関からカネを
引き出し、イスラエル人教授夫妻に日本旅行をプレゼントしたと
検察は言う。憂木がイスラエル出張したのも、公金で観光旅行をした
のだと。
憂木が反論すべくイスラエル人教授を証人として呼ぼうとしても、
来日したら逮捕するかも…と検察は教授を脅迫し、外務大臣は
公判で外務省職員の証言を禁止する。
卑劣で汚い東京地検特捜部と外務省の前に、このままでは
有罪確定……絶体絶命の大ピンチ!
憂木に反撃のチャンスはあるのか!?

【編集担当からのおすすめ情報】
連載中5回にわたって行った佐藤優氏の巻頭カラー対談グラビア記事
(第1回 鈴木宗男・新党大地代表
第2回 森喜朗・元総理
第3回 ”ホリエモン”堀江貴文・元ライブドア社長
第4回 石川知裕・元小沢一郎秘書
第5回 アントニオ猪木)
掲載のたびに物議を醸した対談記事を、巻末において
一挙全部掲載!!

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