外務省と検察の謀略を揺るがす男あり!
言論界の雄・佐藤優が、天才ホラー漫画家・伊藤潤二と手を組んだ!!
おまけに脚本をサポートするのは、浦沢直樹作品の共同制作者・長崎尚志。
この異色の組み合わせが、外務省と検察の秘められた謀略をあぶり出します。
”外務省のラスプーチン”と呼ばれた辣腕外交官が、北方領土返還に尽力しながらも”国策捜査”の名の下に逮捕されるところから物語が始まります。
ソ連、ロシア政権上層部に最も食い込んだ西側の“スパイ”としての活躍と、取調室で繰り広げられる東京地検特捜部エリート検事との壮絶な闘いを描きます。
連載当初から賛否両論の嵐だったのですが、厚労省・村木局長の無罪判決、大阪地検特捜部の前田検事逮捕など、世間の情勢も追い風となり、本作品への関心・支持が高まっています。社会問題に関心の強い読者から、もっと外務省や検察の本質に迫ってくれとの激励も多く、これまでの小学館コミックの中でも異彩を放つ作品となっています。
【編集担当からのおすすめ情報】
原作の佐藤優氏は、伊藤潤二氏の大ファン。電車の中で偶然、女子高生が
伊藤氏の代表作ホラー『うずまき』を読んでいたのを目撃、後日入手して
以来、大ファンに。それゆえに作画家に伊藤氏を希望し、伊藤氏が受諾すると
共同執筆の長崎尚志氏と共に大喜びでした。
登場人物は日本人は仮名ですが、外国人は全員実名。限りなく真実に近い
フィクションです。