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  • 著者阿見みどり 村瀬憲夫 ブルース・ラトリッジ
  • 出版社銀の鈴社
  • ISBN9784866181431
  • 発行2022年11月

絵巻 万葉ものがたり / Emaki Manyo Monogatari with English translations

絵巻 万葉ものがたり Emaki Manyo Monogatari with English translations
発行日:2022年11月22日
画・文・書・意訳:阿見 みどり
英訳:Bruce Rutledge ブルースラトレッジ
監修:村瀬憲夫
出版社:銀の鈴社
判型:B5
ページ数:128
ISBN:978-4-86618-143-1 C0092
「絵巻 万葉ものがたり 」は、4,500首以上の万葉集より選び抜いた100首を、
一巻25首(上下巻)の全四巻(8軸)に、10年をかけてまとめました。
著者のことば:阿見みどり
(万葉野の花画家)
半世紀、心の奥に秘かにあたためてきた「絵巻 万葉ものがたり」。
思えば、15歳、阿見中学二年生の授業で出会った「鳥獣戯画」。
絵巻のたたずまいで絵本を作りたいとささやかな夢を育み始めていました。
日々の生活に寄り添い始めたスケッチの中の野の花は、気づけばほとんどが万葉の歌に詠まれています。
万葉馬鹿といわれた万葉学者の父親の万葉へのまなざしが、私にもしみついてしまっていたと自覚したのでした。
折々に描き続けた数千枚の野の花は、この絵巻の場面場面に欠くことのできない風景です
そうして、4,500余首の万葉集を全ページ通読、心に響いた歌をカードにメモし始めました。
次は、選んだ223首を万葉の世界が幅広く広がるようテーマ別に分類し、100首に絞りました。
100首に絞る前段階も奮闘しました。
和紙選び、絵巻の長さの確定、表装への道筋など対外的な情報をもとに決めていくのは難儀でした。
青春時代の日本画と書道の個人塾通い、野の花のスケッチ半世紀など、周りの多くの人に助けられ、
ここまで辿り着いたのでした。
卒業論文「万葉集の中の挿頭考」指導教官:藤森朋夫(東京女子大学教授・斎藤茂吉の弟子)
日本画 長谷川朝風(横山大観の弟子、安田靱彦を師とする院展特待)
万葉学者の父、山口正・音楽や芸術をこよなく愛した母、山口松代 など

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