"マルチメディア革命"の奔流のなかで、マス・メディアのアイデンティティを探る。日本の情報化社会への進展は、技術先行・利潤本位という歪みを胚胎している。マルチメディアに豊かな情報文化の花を開かせるためには、メディア産業とジャーナリズムの役割が決定的だ。