本書は、母子関係を、母から子、子から母という二方向的なものと捉える立場にたち、乳幼児の個性とはどんなもので、発達においてどんな役割をもっているか、またそれは母親にどのような影響を与えるかなどを、豊富な具体例を織り込みつつ述べていく。