27万部のベストセラー『人間を幸福にしない日本というシステム』につづき、日本の読者に向けて書き下ろされた本書は、前著の実戦編ともいえる。本書の目的は、民主主義のお説教でも、ユートピア論の押し売りでもない。既得権益がからみあう中で、市民の側が成果を得るための、リアリズムの勧めである。山が動く。日本は変わる!古いシステムが崩れかけ、エリートたちは呆然自失。いま、日本の未来は、知性ある市民の手中にある。