デビュー以来、ずっと「顔出しはしない」を貫いてきた著者が、自身について書き綴ったエッセイ集。二〇一四年刊行分にその後の九年間の出来事をたっぷりと加筆。漫画原作者・川富士立夏が作家・髙田郁となってどんな経験をし、何を考え、どう変わっていったのか、その軌跡を辿り、明日へと想いを〓げます。順風満帆を祈れども、人生は儘ならないもの。時に俯き、涙を零す日があったとしても、蒼天を信じて一歩ずつ。あなたの明日に、優しい風と光をもたらす一冊です。
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