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  • 著者小島慶三
  • 出版社ダイヤモンド社
  • ISBN9784478930076
  • 発行1990年3月

文明としての農業 / 生命産業コンプレックスの提唱

農業や林業を出荷額だけでみるとGNPのわずか3%にしかならない。これは、GNPというものが「フロー」の集積のうえで成り立つ数字だからである。しかし、農業は「フロー」でとらえてはならない。「ストック」としての面に大きな意味がある。つまり農業は、短期的なコストと利益の相関ではなく、国民的な財産と考えるべきなのである。それだけの意識転換で農業に対する見方はずいぶん変わってくる。

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