• Author読売新聞社「美術展ナビ」取材班 東京タロット美術館
  • Publisher祥伝社
  • ISBN9784396116699
  • Publish Date2023年1月

美しきタロットの世界 その歴史と図像の秘密

オールカラーで人気の連載を書籍化
15世紀半ば、タロットカードの原型はイタリアの貴族社会で生まれた。
当時は、貴族たちが絵柄に隠された神話や箴言などの「寓意」を読み解く、
教養と想像力の試金石として使われていたという。
以来、現代に至るまで世界各地で、その時々の社会情勢を反映しながら
様々なタイプのカードが生まれてきた。
本書は、東京タロット美術館が所蔵するカードの中から選りすぐりのものを取り上げ、
図像に込められた意味を探るもの。
大アルカナの0番「愚者」の成長物語として読み解く世界は、まさに人生の縮図でもある。
神話や哲学、数秘術といった人類の叡智と出会いながら、
自分の内面に目を向け「愚者」とともに成長してほしい。
巻末には漫画家・魔夜峰央先生と図案作家のイズモアリタ氏による特別対談を掲載!
目次
第1章 第1章 タロットは貴族の教養だった
第2章 大アルカナと愚者の旅
第3章 小アルカナの世界
特別対談 魔夜峰央×イズモアリタ「タロットを描くということ」

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