「きちんと読めば、歴史は将来にたいへん大きな教訓を投げかけてくれます」。
シリーズ「半藤先生の『昭和史』で学ぶ非戦と平和」は、2021年に亡なくなられた半藤一利さんの昭和史に関する4冊の著書『昭和史1926-1945』『昭和史 戦後篇 1945-1989』『B面昭和史 1926-1945』『世界史のなかの昭和史』をそれぞれ2分冊にして全8巻にまとめ直し、若い読者にも読みやすく再編集したものです。
本書は『昭和史 1926-1945』(戦前篇)を近現代史学習の基本図書として再編集。
小学5年生以上で学習する漢字にはふりがなをふり、巻末には新たに解説と索引を追加しました。
半藤さんは昭和の戦争の結論を「300万人の死者」と書いています。
なぜ日本はあの愚かな戦争をはじめてしまったのでしょうか。