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  • 著者杉山大志
  • 出版社ワニブックス
  • ISBN9784847072765
  • 発行2023年2月

亡国のエコ 今すぐやめよう太陽光パネル

■小池先生、太陽光パネル義務化はジェノサイド(大量殺戮行為)につながります。 「太陽光パネル義務付け」というあまりにも愚かな政策 に待った! レジ袋だけじゃない、大間違いのエコ政策 ■環境プロパガンダにダマされるな! 日本人が知っておくべき本当のファクトフルネス ■本当に必要なのは脱「脱炭素」問題はあくまでも中国である。 ■気候変動で異常気象が頻発という偽情報 ■「何が環境にいいか」なんて2~3年でコロコロ変わるコ ■本当に環境にいい方法を伝えます。

東京都は太陽光パネル義務付けを条例化することを目指している。(2022年12月8日現在)しかし仮に条例になったとしても、それで終わりではない。(中略)太陽光パネル義務化に特に重きを置いている理由は、もちろんこれ自体が重要なこともあるが、もう1つある。それは、日本のエネルギー・環境政策の抱える大きな問題の縮図になっていることだ。  菅義偉政権の「2050年CO2ゼロ」宣言以来、日本のエネルギー政策はすっかりおかしくなった。2050年CO2ゼロなどにする必要もないし、出来るはずがない。欧州はそれを目指してエネルギー危機とウクライナの戦争を招いてしまった。日本はこの教訓に学ぶこともなく、相変わらず小泉・河野大臣が押し込んだ「再エネ最優先」を掲げ、政府は光熱費がますます高くなるような政策ばかり実施している。  太陽光パネル論争を足掛かりにして、これまで同調圧力に支配され、「物言えば唇寒し」の状態だった「脱炭素政策」の矛盾を公けに論じよう。日本人を不幸にし、中国を利するだけの、すっかり歪んでしまったエネルギー政策を正そう。高い光熱費と慢性的な電力不足に別れを告げ、安くて安定したエネルギーを国民の手に取り戻そう。本書がそのような国民運動を起こすための、ささやかな一歩になることを祈っている。

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