• Author本山賢司
  • ISBN9784309406077

のんきに島旅

焚火をおこし、シェラカップに注いだ酒に手が伸びる。肴は昼間、潮溜りで悪戦苦闘して獲った大好物のタコ。今日、出会った素朴な人情を振り返ると、心地よい夜風が頬をなでる。千鳥足で寝袋に潜りこめば、天空に粉をぶちまけたような天の川。傾斜地で頭を低い方にして寝入ったために、翌日、顔がパンパンに腫れていた―。イラスト満載、島旅の醍醐味。

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