都に現れた妖を退けた春蘭と仲望。少し距離が近づいたものの、仲望は一向に春蘭の《真名》を盗んだ兄のことを話さない。同じ頃、華国に疫病が広がりはじめるが、国は病を収める動きを見せない。この地の守り神も沈黙を続ける中、皇帝は強引に宴を開催する。余興のため占い師として宴に出席した春蘭は、そこで皇帝に目をつけられてしまい……。異色の中華ファンタジー第二弾!