• 著者山路愛山
  • 出版社岩波書店
  • ISBN9784003312032
  • 発行1996年5月

徳川家康 上

明治民間史学の巨星、山路愛山(1864‐1917)が晩年に書き上げた家康伝の先駆的業績。過去を単に死んだ過去としてではなく、そこに自己を投入して、過去を現在の中に甦らせて論ずるという愛山の史伝・史論を一貫する特質が行間に滲みでており、巧みな歴史叙述とあいまって、歴史を読む面白さを満喫させてくれる。

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