十年余の熟成期間を経て発表された傑作短編小説集。精神世界の深みにおもりを下ろし、そこに広がるさまざまな現実を色とりどりの花束に編み上げた、エンデ文学の到達点を示す力作である。ヨーロッパ的精神世界とドイツ・ロマン派的な文学伝統を背景に、手紙、手記、「千一夜物語」のパロディ、伝説など、多様な手法を駆使してファンタジーの世界がくり広げられる。
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