新型コロナ禍から3年、大阪ではコロナ死者数が全国最多となり、深刻な被害をもたらした。コロナ対策が後手に回った結果、保健所の機能はパンクし、医療機関は対応に追われ、介護・障がい現場では陽性者の留め置きが常態化するなど、各現場は過酷な状況に見舞われた。新型コロナが猛威をふるう中、それぞれの現場では何が起きていたのか。その時、大阪府政や自治体の対応は。第一線でコロナ禍に立ち向かった現場の目線から、コロナ禍の行政の対応を検証し、第8波以降を見据え、必要な対策を問題提起。