• Author飛翔法律事務所
  • Publisher経済産業調査会
  • ISBN9784806530862
  • Publish Date2023年3月

キャンパスハラスメント対策ハンドブック 改訂3版

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆多くの大学でハラスメント防止研修の講師をしてきた経験豊富な著者が
事例と対策、ハラスメント防止体制構築のポイントを解説。
◆実務書としての活用はもちろん、研修教材としても活用できる!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 新型コロナウイルス感染拡大に伴うリモート授業の増加や性の多様性、法改正など、キャンパスを取り巻く環境は大きく変化しています。このような環境の変化は、当然ハラスメント対策にも影響を与えるものです。
 本書は、このような環境の変化を含めた最新の視点で、キャンパスハラスメント問題を捉え直し新たに検討を加えたもので、実際に問題となった大学におけるハラスメントの具体的事例を複数例示することやキャンパスハラスメントに関連する用語集も加えるという新しい試みも実施しております。
 本書の使い方を申し上げますと、まずは、もちろん、そのまま読んでも分かり易いものですので、キャンパスハラスメントに関する実務書としてご利用頂くことができます。
 また、本書は、実務書としての活用のほかにも、各大学における学生や教職員向けの研修教材としての活用を想定しております。研修に参加する学生や教職員に対して本書を配布し、本書の記載に沿って説明を加えることにより、法律実務家の視点を踏まえたキャンパスハラスメント問題の研修が可能になると考えております。本書の本文でも研修のプログラム例や研修で使用するスライド例を挙げておりますが、それらを参考にしつつ各大学においてキャンパスハラスメント研修を行って頂ければ幸いに存じます。そして、研修の後には、規程の整備等に移ることになりますが、規程のモデル条項例も記載しておりますので、これらを参考に規程整備を進めて下さい。
 また、本書は、著者の大学あるいは私学連合会等の顧問弁護士としての活動・ハラスメント委員としての活動・産学連携の利益相反アドバイザーとしての活動等、多くの大学でハラスメント防止研修の講師をしてきたという経験を基礎として実践的に記載しております。そのため、大学経営上の悩みであるキャンパスハラスメントの問題を解決に導く「道具」として、徹底的に活用して頂ければ、著者一同、何よりの幸せと考える次第です。
◎主要目次
第1章 キャンパスハラスメントとは何か?
第2章 キャンパスにおけるセクシャルハラスメントの問題
第3章 キャンパスにおけるパワーハラスメントの問題
第4章 キャンパスにおけるアカデミックハラスメントの問題
第5章 近時問題となっているハラスメントの類型
第6章 キャンパスハラスメント防止体制の構築
第7章 ハラスメントのないキャンパスの構築
ハラスメント危険度・対策度自主点検用チェックシート

>> 続きを表示