近くの書店で在庫を調べる
  • 著者ジュリア・セラーノ 矢部文
  • 出版社サウザンブックス社
  • ISBN9784909125408
  • 発行2023年5月

ウィッピング・ガール トランスの女性はなぜ叩かれるのか

トランスジェンダー・アクティビズムとフェミニズム
両者が共闘するべき理由がある
ヨーロッパ近世において王子が受けるべきむち打ちを受ける役の少年のことをウィッピング・ボーイと言った。現代ではスケープゴートの意味で使われる。トランスジェンダーの女性には同じことが起こっていると訴えるという著者は、女性嫌悪(ミソジニー)の表出として、女性性を表現するMTFのトランスジェンダーの女性がスケープゴート化されていると指摘する。
トランスフォビアやトランス差別と、女性差別の問題の根っこは同じだ・トランスジェンダー・アクティビストの著者が、トランスジェンダーの女性をウィッピングし続けるメディア、アカデミズム、作家、医療体制、社会、えせフェミニズムを徹底追及した怒涛の20章がついに邦訳。

>> 続きを表示