手のひらの上に命の重さを感じて
チアチアチアリー……ぽぴぴぴぴぴ……
「ハーイ、元気にしてたか」
朝起きると日本から届いたばかりのメールをあけて読む。
アメリカ東海岸の朝の七時は、日本の午後八時だ。
わたしは、日本にいる大親友とメール文通しているのだ。
そして、わたしたちは「小鳥の会」を結成している。
主人公の少女は、サンクチュアリでアルバイトをしながら、生きものの死と直面することで成長していく。
【編集担当からのおすすめ情報】
地球は、人間だけが暮らしているわけじゃない。
鳥も、動物も、みんな一緒に暮らしている。
「環境を大事にすること」がどういうことなのか、考えるきっかけになる物語です。