子どもがスマホやゲームをやり過ぎて、学業成績や健康面が心配、依存症ではないかと心配という親のために、予防や回復のための関わり方を図解やイラスト・漫画でわかりやすく紹介します。「やめなさい」と口うるさく言ったり、機器を一方的に取り上げたりすることは、効果がありません。親子関係が悪化してしまう可能性も高いです。関係性をよくしながらネット・ゲームから離れられる改善策を見つけます。
●第1章 ネット・ゲームに依存するってどういうこと?
ネット・ゲーム依存とは
1日何時間続けていたら依存なの?
アルコール依存など他の依存症との違いは?
ネット・ゲーム依存になると脳は変化する?
子どもは依存症になりやすい?
発達障害とゲーム依存は関連している?
●第2章 ネットやゲームに依存しないためには?
ネット・ゲームの利用時間をほどほどにする
子どもがどのくらい使っているのかを知る
家庭での使用ルールを作るコツ
ルールを作っても守らないときはどうすればいい?
親子関係をよくするコミュニケーションのコツ
●第3章 ネット・ゲームをめぐる問題への対処
子どもの意識や性格が原因とされてしまう
子どもとネットやゲームのことでケンカばかり
夜遅くまでゲームをしたり、寝る前にスマホを見たりする
勉強中にスマホやゲームを触ってしまう
ゲーム中に暴言がひどく、怒りがおさまらない
親に隠れてゲームで高額課金をしていた!
●第4章 ネット・ゲーム依存が疑われるとき
様子を見ていればよくなることもある?
どこに相談すればいい?
回復にはネットやゲームをやめる必要がある?
回復できても再び使い過ぎることもある?
●第5章 家族や教師、支援者の役割・関わり
依存している子どもとどのように関わるか
親が自分のストレスに気づいて対処する
子どもとゲームの話をするときに気をつけることは?