新旧メディアの連続と断絶。犀利な視線でニューメディアの論理を分析し、視覚文化の変貌を捉える。マクルーハン以降、最も示唆に富むメディア史。
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デジタル・テクノロジーの登場と進展は、既存のメディアを変えただけでなく、独自のメディアも生み出した。それは1990年代からいっそう顕著となる。本書は、〈ニューメディア〉を特徴づける原則を抽出し、デジタル・マテリアリズムとでも呼ぶべき方法で、体験を構成する諸概念を鮮やかに分析。また同時に、視覚文化の変貌を歴史的に位置づけていく。ニューメディアにおいては、いかなる論理がその発展を駆動しているのか、そして映画に代表される旧来の文化的形態との連続と断絶とは──。犀利な視線を通して新たな美学が示される。マーシャル・マクルーハン以降、最も示唆に富むメディア史。
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新たな文化的論理の作動
視覚文化の変貌に迫った21世紀の古典
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【目次】
序文(マーク・トライブ)
プロローグ―ヴェルトフのデータセット
謝辞
イントロダクション Introduction
第1 章 ニューメディアとは何か? What Is New Media?
第2 章 インターフェース The Interface
第3 章 オペレーション The Operations
第4 章 イリュージョン The Illusions
第5 章 フォーム The Forms
第6 章 映画とは何か? What Is Cinema?
訳者あとがき
文庫版訳者あとがき
索引