• Author宮﨑克 魚戸おさむ
  • Publisher小学館
  • ISBN9784098617296
  • Publish Date2023年6月

がんばりょんかぁ、マサコちゃん 2

国を訴えたこの裁判、勝ってはいけない!?

夫が遺した“公文書改ざん”を告発する手記。
信頼できる人間に託し、世間に公表することを望むマサコ。

しかし、真実の隠ぺいを謀ろうとする周囲の人間によって
その願いは踏み潰されようとしていた。

身も心も疲れ果て、全てを諦めかけたマサコに
運命を変える出会いが訪れるーー

どんな困難に阻まれようとも、
夫の真意を埋もれさせたままにしてはいけない!

事件の真相を知るため、
平凡な主婦が選んだのは、”国”を相手にした裁判!!

ところが、ここにも大きな落とし穴が!?

「この裁判勝ってはいけない」

その意味とは--!?

【編集担当からのおすすめ情報】
この漫画作品はフィクションであり、実在の人物や団体などとは関係ありませんが、実在する人々の切なる想い、祈りには大きく関係しています。

赤木雅子氏と相澤冬樹氏の共著『私は真実が知りたい』(文藝春秋刊)も参考にしています。


財務省が国有地を大幅値引きして学校法人に売却した、不透明な国有地取引。この問題に端を発する、公文書改ざん事件。

日本国民なら誰もが知るこの事件は、未だ真相が解明されぬままです。

そして、その真実を明らかにするため--
夫が、なぜ亡くならなければならなかったのかを知るために
たった独りの女性が闘い続けています。

真面目で実直な人間が、組織の圧力で不正を命じられ、その不正に反対すると組織に切り捨てられてしまった。
この残酷な事実は、組織の中で誰にでも起こりうることです。
だからこそ一人でも多くの方に、未だ事件の渦中にいるご夫婦のことを知ってほしい。
本作をお読みになった一人でも多くの方に、届いてほしいと願っております。

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