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  • 著者ながもとみち
  • 出版社自由国民社
  • ISBN9784426128883
  • 発行2023年7月

沖縄の海風そよぐやさしい暮らし365日 / 島の人たちが守ってきたかけがえのない日々

この本は、「どこにいても、沖縄の海風に吹かれてリラックスしている自分に戻る」ために書いた本です。おだやかな海風に吹かれている時って、みんながやさしい顔になる。ページを開くだけで、そんな魔法みたいな沖縄の風をお届けできたら、と願いながら、365日を綴りました。
沖縄には3人の神様がいると言われています。それは、天の神様、地の神様、海の神様。離島で出会ったおじいさんは、朝起きると、3つの湯のみに白湯を注ぎ、3人の神様に捧げることを日課にしていました。太陽、雨、大地、海があるから、今日もこうして生きられる。感謝の気持ちで毎日をスタートする。なんて素敵なんでしょう。
 沖縄の自然と寄り添い、見えないものへの敬意にあふれた暮らしは、今話題のSDGSな循環も、当たり前にありました。楽園とよばれる島には、深刻な社会問題もたくさんあります。それでも、大切なことはしっかりと抱きしめて生きている人々の、なんと強く柔らかで美しいことか。
 本の中には、私が沖縄に暮らして15年の間に学んだ「笑顔で軽やかに生きるヒント」を散りばめています。各地域で言葉や風習が違うため、あくまでも、私個人が見た沖縄の一部です。それでも、読者さんや友人、お客様にお伝えすると、「大切なことに気付かされた」「悩みが悩みじゃなくなった」「日常が愛しくなった」など、嬉しいお声をたくさん頂いています。
この本が、あなたの毎日が輝くお手伝いに、少しでもなれたら、最高にうれしい。最初から読んでも、どこから読んでも大丈夫。関連項目は、→1/365のように表記しています。「今の自分に必要なことは何? 」と問いかけ、開いたページからヒントを受け取る遊び(書物占い)も楽しいですよ。
 巡る季節の中で、あたたかな海の風を感じてください。天と地と海と、人とつながる、やさしい暮らしを、喜び合いましょう。
(著者「はじめに」より)

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