近くの書店で在庫を調べる
  • 著者神長幹雄
  • 出版社新潮社
  • ISBN9784101046112
  • 発行2023年8月

山は輝いていた / 登る表現者たち十三人の断章

山に登ることとは、何かを表現すること――。田中澄江は高尾の花に亡き父を重ね、串田孫一は闇夜の谷で思索に遊ぶ。深田久弥が死の間際に見せた無念の光景、8000メートルの頂を望み続けた長谷川恒男の熱情、山野井泰史の生還を支えた不屈……。静かな山旅から、命を削る凍てついたヒマラヤの氷壁まで、「山と溪谷」元編集長が登山史に刻まれる名文を厳選して探る、それでも人が山に登る理由。

>> 続きを表示