男にとって、自分の「弱さ」と向き合うことはなぜかくも難しいのか恋愛/性体験、収入の格差や労働のつらさ、社会的地位の低さ、強要される「男らしさ」といった、現代男性をめぐる生きづらさについて真摯に考察し、2016年に刊行され大きな話題を呼んだ『非モテの品格』(集英社新書)。この名著がオリジナルの10万字に9万字の大幅増補を加えて復刊! 山上徹也容疑者への応答から「弱者男性」論をあらためて考え直す集大成!