• 著者東野芳明

マルセル・デュシャン

<現代美術の原基>としてあまりにも名高いこの謎めいた巨匠にまつわる数々の神話のヴェールを透かし見ながら、その多様な作品の網の目と諸説紛々の解析の迷路が重なり合う<デュシャン考現学>の森のドラマに、わが国有数のDuchampian(デュシャン憑き)たる著者が積年の蘊蓄を一挙にかたむけてここに会心の道案内!

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