自民党最古の派閥、宏池会が生んだ5つの政権のドラマを通じて、戦後政治の軌跡を描く。・池田勇人、大平正芳、鈴木善幸、宮沢喜一、岸田文雄。宏池会政権はすべて時代の激動期に直面し、政治のギアチェンジを担ってきた。長く政治取材を続けたジャーナリストがその軌跡をたどり、戦後政治の歩みを振り返る。・政治から経済、行政改革、自衛隊海外派遣、政治改革、安保3文書の改定、新しい資本主義など、時代の節目で、なぜ宏池会政権は改革を行ったのか、現実主義=リアリズムという視点から解説する。