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  • 著者電子ニャン工作研究会 SHIGS
  • 出版社ラトルズ
  • ISBN9784899775386
  • 発行2023年8月

micro:bitやM5Stackでつくるネコと楽しむ電子ニャン工作

「人生で幸せになりたかったらネコを飼いなさい」
そんな言葉があるくらい、ネコちゃんと過ごす毎日は幸福に満ちているはずです。
この本を手に取ったあなたはすでにネコちゃんをお飼いになっている方でしょう。
幸せなネコライフのために「愛猫のために何かしてあげたい」といつも思っているはずです。
市販には、エサやトイレ関連以外にもネコちゃんのための製品があふれています。
みなさんのお宅にもおもちゃや健康グッズのひとつやふたつはあると思います。
中には電動式のものも数多くあります。
「電気製品は、買うものであって自分では作れない」そう思っている人は多いでしょう。
ところが、趣味として、中には仕事として、マイコンボードといわれる小型のコンピュータボードを駆使して手作りで電気製品を作ってしまう人たちがいます。
彼らは「メイカー」と呼ばれています。手作りならプログラミングでいかようにもカスタマイズできます。
そこで提案です。自分のネコちゃんのための電気製品を手作りしちゃいましょう。名付けて「電子ニャン工作」。
今や工作に使えるマイコンボードは2000 ~3000円で手に入る時代になりました。子供でも使えるプログラミングアプリがいろいろ出ています。ものづくりの経験がないビギナーの方でも気軽に取り組める環境が整っています。
あなたのネコちゃんのための、ものづくりにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
この本では、7つのおもちゃ、4つのヘルスグッズ(うちひとつは参考作品)と計11のアイテムを紹介しています。
いずれもマイコンボードを使い、プログラミングによって動作させています。
マイコンボードとしては、ビギナーでも比較的扱いやすいmicro:bit(マイクロビット)とM5Stack(エムファイブスタック)を採用しました。
難易度に差はあるものの、初めて電子工作に触れる方でも紹介した方法をなぞっていけば、作れることを前提にしています。
特におもちゃ編の7アイテムは、プログラミングができる小学生なら作れるレベルのものばかりです。
ネコちゃんたちが大喜びする姿を想像しながら、肩肘を張らずに気軽に作ってみてください。うまくいかなければ、何度でも試せるのがマイコンボードを使ったものづくりのいいところです。
1回でうまくいかなくても、いろいろ試すうちに必ず動くようになります。
紹介した作品はいずれも安全性には十分留意しています。むき出しのマイコンボードを見て「ネコが感電しないかしら」と思う方もおられるとは思いますが、小学校の授業で採用される安全性の高い製品です。感電するような高い電圧をかける作品は扱っていませんし、ネコちゃんたちが直接基板に触ることがないよう、筐体も作ります。
電子ニャン工作研究会代表 SHIGS

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