基礎教養としてのオカルト──
ダーク・ミューズ=闇の詩神がもたらすのは、霊感か、狂気か。18世紀から20世紀、オカルトというミューズに導かれた作家・芸術家・思想家など40人の偉業と人生を概観できる、奇想天外にして深遠なるオカルトガイドブック!
【目次】
序 闇の詩神
◆啓蒙時代のオカルティズム
スウェーデンボルグ
メスメル
カリオストロ
サンジェルマン伯爵
知られざる哲学者(ルイ=クロード・ド・サン=マルタン)
カール・フォン・エッカルツハウゼン
ウィリアム・ベックフォード
ジャック・カゾット
ヤン・ポトツキ
イルミナティ
ウィリアム・ブレイク
◆ロマン主義のオカルティズム
ゲーテ
ノヴァーリス
E・T・A・ホフマン
エドガー・アラン・ポー
オノレ・ド・バルザック
ジェラール・ド・ネルヴァル
エドワード・ブルワ=リットン
エリファス・レヴィ
シャルル・ボードレール(1)
ヴィリエ・ド・リラダン(1)
◆サタニズムのオカルティズム
シャルル・ボードレール(2)
アルチュール・ランボー
J・K・ユイスマンス
ワレリイ・ブリューソフ
◆世紀末のオカルティズム
マダム・ブラヴァツキー
ヴィリエ・ド・リラダン(2)
H・G・ウェルズ
アルジャーノン・ブラックウッド
ロード・ダンセイニ
リチャード・モーリス・バック
P・D・ウスペンスキー
アレイスター・クロウリー
アーサー・マッケン
ギ・ド・モーパッサン
アウグスト・ストリンドベリ
グスタフ・マイリンク
アンドレイ・ベールイ
◆近代のオカルティスト
フェルナンド・ペソア
ルネ・ドーマル
オスカル・ミロシュ
マルカム・ラウリー
訳者あとがき
解説 ニューヨーク・ロッカーから「実存主義的オカルティズム」へ