ひとりの不安も、老後の不安も、もう怖くない。小さな暮らしを豊かにする、日々のアイディア。49歳の時、80代の母の介護をきっかけに、新築で購入した都内のマンションから築50年越えの団地に引っ越したきんのさん。母の介護をしながら、自身も老後のために少し早めの老い支度を始めました。〝ここに来てよかった〟と思うための団地リノベーション、月12万円で年金生活の予習、食事は節約しつつも〝おたのしみ〟を大切に。自由気ままなひとり旅も楽しみ、不安は月1回の「じぶん会議」で解消。実家の片付けや、介護士だからこそ分かった高齢の親との付き合い方、70代、80代のために今だからできること…。年齢を重ねる中で生じる不安と上手く付き合いながら、自分らしく過ごしていきたい人に向け、「理想とは違ったけれど、今の自分に満足しています」というきんのさんの日々のアイデアを公開。これからの暮らしを豊かにするためのヒントが詰まった一冊です。【目次】第1章:中古団地で見つけた満ち足りた暮らし第2章:月12万円で年金生活の予習中第3章:FP3級の私が考えるこの先のお金第4章:基準はいつも自分第5章:つかずはなれず母のサポート第6章:ちょっと早めの老い仕度第7章:おひとり不安のほぐし方