近くの書店で在庫を調べる
  • Author為末大 今井むつみ
  • Publisher扶桑社
  • ISBN9784594095796
  • Publish Date2023年9月

ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

ことばが世界をつくるのか。世界がことばをつくるのか。元オリンピアンで著作も多く、「走る哲学者」とも呼ばれる為末大氏。為末氏が現役時代から興味をもっていたというこの問いを、言語習得研究の第一人者である今井むつみ氏が受け止める。私たちが意識せず使いこなしている「ことば」とは何だろうか。「言語能力が高い」、「運動神経がいい」とはどういう状態を指すのだろうか。スポーツでも言語の習得でも、繰り返しながらやさしいことから難しいことへ、段階をふんだ「学び」が必要になる。しかし、「学び」とは単なる知識の獲得ではなく、新しい知識を生み出す「発見と創造」こそが本質であると今井氏は言う。その究極のかたちを為末氏は、調整力の高さ、すなわち「熟達」と呼ぶ。私たちはどのように学ぶのか、そこに身体がどのようにかかわってくるのか。「ことばと身体」を専門にする話題のふたりが、異なる立場から「学び」にアプローチする。◆目次案1章 ことばは世界をカテゴライズする2章 ことばと身体3章 言語能力が高いとは何か4章 熟達とは5章 学びの過程は直線ではない

>> 続きを表示

Recently borrowed books by this book borrower.

  • 言語の本質 / ことばはどう生まれ、進化したか
  • ことば力と思考力 / 親子で育てる
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策
  • ひとくち童話 1
  • わたしのて
  • こわくないこわくない
  • ルラルさんのにわ
  • おばけのてんぷら
  • 1から100までのえほん
  • 豆の上で眠る